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2016年04月14日

病院の保育士の仕事内容は?病棟保育士・医療保育士になるには

病院の保育士の仕事内容は?病棟保育士・医療保育士の特徴やなり方

保育士の職場と言えば保育園を思い浮かべる人が多いと思います。しかし、保育園以外にも働く場所があり、病院内で働く保育士の中に病棟保育士・医療保育士というものがあります。病棟保育士・医療保育士とは一体どのような仕事で、どのようにしたらなれるのでしょうか。

病棟保育士・医療保育士とは

病院の病棟、つまり入院している子供たちがいる場所で働く保育士を病棟保育士・医療保育士といいます。病院内で働く保育士の中に、院内保育士、病児保育士などというお仕事もありますが、院内保育士は病院内に設置された医療機関職員の為の託児施設で働く保育士のことであり、病児保育士は熱や感染症などで保育園へ預けることができない子供たちの保育を一時的に請け負う保育士のことです。入院している子供たちの保育を行う病棟保育士・医療保育士とは異なるのです。

病棟保育士・医療保育士の特徴

病棟保育士・医療保育士の特徴を見てみましょう。

仕事内容

一般の保育園同様、身の回りの世話や援助を行うほか、子供の発達段階や病状に合わせた遊びや教育を提供します。入院生活においての不安やストレスを軽減し、笑顔で過ごせるような環境づくりや、家族の支援なども病棟保育士・医療保育士の仕事です。直接医療行為を行うことはありませんが、病状に応じた保育内容を考えたり、体調の急変に直面することもあるので、医療や看護の知識、医師や看護婦との情報共有が欠かせません。付添いのいない子供、病状の重い子供に対しては、食事やトイレといった生活介助を行うこともあります。

魅力

不安を抱えながら入院生活を送る子供たちが、遊びやコミュニケーションを通して、笑顔を取り戻していく姿は、とても嬉しいものです。回復に向けて頑張る子供たちのひたむきさに寄り添うことで、多くのことを学ぶことができます。病気と闘いながらも成長していく姿や、元気になって退院していく姿を見ることができるのは、この仕事最大の魅力です。病棟保育士・医療保育士は、たくさんの感動と喜びが詰まったお仕事なのです。

病棟保育士・医療保育士になるには

どのようにしたら病棟保育士・医療保育士になれるのでしょうか。

必要な資格

医療機関で働きますが、必要な資格は保育士の資格のみです。しかし、保育士になったからといってすぐに病棟保育士・医療保育士になれることは、ほとんどありません。体調の急変や友達の死など普通の保育園では出会わない場面にぶつかることも少なくないため、保育士としての経験や責任感、即戦力を求められることが多いようです。保育園などでキャリアを積みながら、病棟保育士・医療保育士を目指しましょう。休みの日にボランティアとして病院などで働かせてもらうのも良い経験になりますよ。

参考:保育士資格を安い費用で最短取得

医療保育専門士という資格

民間の認定資格に「医療保育専門士(日本医療保育学会)」という資格があります。日本国の保育士資格を持っていること、特定施設で常勤1年以上、などいくつかの応募資格がありまが、研修を受け、課題などをクリアすると、「日本医療保育学会認定・医療保育専門士」として認定されます。病棟保育士・医療保育士は専門性が高いので、スキルアップのために取得してみてもいいかもしれませんね。

求人の探し方

海外では広く認知されている仕事ですが、日本ではまだ馴染みがありません。採用している病院も少なく、看護師がその役割をしている病院もありますので、求人は非常に少ないのが実情です。ハローワークや求人サイト、保育士専門の転職サイトなどをこまめに確認することがポイントです。病院のホームページに掲載されることもありますよ!積極的にアクションを起こして、魅力とやりがいが詰まった病棟保育士・医療保育士を目指しましょう!

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