2016年05月04日
面接後にもアピール!保育士の転職で好印象を与えるお礼状の書き方と例
緊張する採用試験が終わったら就職活動は終わり、だなんて思っていませんか?そんなことはありません。面接後でもできるアプローチが「お礼状」です。お礼状を書くことが選考に有利になるとは限りませんが、律儀な性格をアピールできます。効果的なお礼状で好印象を狙いましょう!
目次
お礼状は必要?好印象を与える保育士転職のコツ
貴重な時間を割いて面接をしてくれた採用担当者に対し、感謝の気持ちを伝える手紙なので、必ず送らなければならないものではありません。でも、だれを採用するか迷っている場合に、気持ちのこもったお礼状が届いたらどうでしょう。好印象を与えることができれば一歩リード、なんて可能性もあるかもしれませんよ!
お礼状を書くポイント
お礼状を書くタイミングや方法を見てみましょう。
1.お礼状を出すタイミング
お礼状を出すのが早いほど好印象になります。面接を受けたその日に書き、その日に投函しましょう。時間がたってから届いたお礼状を見ても「どの人だっけ?」なんてことになりかねません。
2.お礼状を送る方法
官製はがきが一般的です。封書の場合は、便箋も封筒も白色無地のものを使いましょう。
メールで送ると即効性がありそうですが、確認が遅れることがありますので避けた方が無難です。電話でのお礼は、対応の手間をかけてしまい、かえって迷惑になることがあります。
3.宛名はどうする?
面接官が複数だった場合は、役職が上の人宛てに出すのがビジネスマナーです。しかし、採用担当者の名前を忘れてしまった場合や誰が目上かがわからない場合は、「人事採用ご担当者様」とすると良いでしょう。
書き方のポイント
お礼状など気持ちを伝える手紙には縦書きで手書きがベストです。丁寧な文字で書くことで、気持ちや熱意が伝わりますよ。保育士は業務上手書きの文書を作成する機会も多いので、自己PRにもつながるかもしれません。黒の万年筆やインクペンがオススメです。
書き方の例
具体的な書き方の例を挙げていきたいと思います。
1.文頭~お礼
書きはじめに「拝啓」、最後に「敬具」を使います。縦書きの場合でも「拝啓」は一字下げる必要はありません。「拝啓→改行→一字下げてあいさつ文」という流れになります。あいさつ文は「貴園におかれましては、ますますご清栄のこととお喜び申し上げます。」などが一般的です。堅苦しいようですが、年配の先生方も目を通す可能性がありますので、しっかりした文章のほうが良いでしょう。
あいさつ文の次は、「先日はお忙しい中、私の採用面接にお時間を割いていただき、誠にありがとうございました。」など、面接のお礼を入れていきます。
2.内容
面接の感想や興味を持った内容を書いていきます。「面接の中で○○様よりお話しいただいた○○の話が印象に残っております。」、「○○様より、非常に興味深いお話を頂戴でき、感謝しております。」など、感じたことを自分の言葉で書きましょう。
「○○な姿に魅力を感じ、貴園で働きたいという思いが一層強くなりました。」と、志望度が強くなったことも伝えると良いですね。
3.文末
「一言お礼をお伝えしたく、文書にて送らせていただきました。」、「取り急ぎお礼を申し上げたく、お便りを差し上げました。」などの締めの文章を入れていきます。「末筆ながら、貴社のご発展と社員皆様のご多幸をお祈りいたします。」といった文章をプラスすると、さらに印象が良くなりますよ。最後に「敬具」を忘れないようにしてくださいね!
4.日付、氏名、宛名
本文より少し下げて、投函する日付、次の行の下の方に自分の名前を書き、最後の行は本文と同じ高さから宛名を書いていきます。自分の名前は宛名より下の位置に、手紙の場合は宛名が最後になるので、気を付けなければなりません。
最後に
どんなに気持ちを込めても、ダラダラと書いては印象がよくありません。短い文章で簡潔に気持ちを伝えてくださいね!