2016年08月30日
プリスクールの保育士求人の特徴や仕事内容!英語能力を活かす職場
小学校から英語の学習が必修化され、英語を勉強し始める年齢も少しずつ低下しています。そんな中、人気を集めているのが「プリスクール」と呼ばれる施設です。
一体、どのような教育が行われていて、どのような求人をされているのでしょうか。英語が得意な保育士さん必見の情報をまとめました。
プリスクールってどんなところ?
プリスクールとは、普段から英語を使って保育・教育を行っている保育施設のことを指します。幼稚園などで週に何度か英語教育を取り入れている、というのではなく、現場に外国人講師が常に居ることで子ども達が自然に英語に触れられる環境にある、というのが特徴です。
厳密な資格などがあるわけではありませんが、プリスクールはそのほとんどが認可外保育施設となっています。
そのため、「プリスクール」という名前でありながら、英語塾に託児サービスがついているだけという印象の施設から、一般的な保育園・幼稚園と同じようなカリキュラムを英語で行っている施設まで様々です。
プリスクールで働くためには英語力が必要?
プリスクールで求人されているのは以下の職種です。
- スクールマネージャー(責任者)
- 外国人講師
- バイリンガルスタッフ(保育スタッフ)
外国人講師は、英語のネイティブスピーカーでなければなりませんので、保育士としてはマネージャーか保育スタッフとして応募することになります。
施設によって、保育スタッフに求められる英語力は様々なため、気になる施設がある場合にはどれくらいの英語力が必要なのかを事前に知って
おく必要があります。
プリスクールで働くために、教員免許・保育士といった資格は特に定められていませんが、最近は「保育士資格必須」としている施設が多く見られるようになっています。
保育スタッフとして勤務する場合、子どもとのコミュニケーション能力も必要になりますが、現場で働く外国人講師との連携も必要となります。施設によっては「英語に抵抗がなければ可能」という条件を挙げていますが、英語力はないよりもあった方が有利と言えるでしょう。
プリスクールでの仕事内容ってどんなもの?
プリスクールで保育士として勤務する場合、一般的な保育園・幼稚園のようなカリキュラムに沿って子どもたちに接することが主な仕事になります。ただし、生活の中のことがすべて英語で指示されたりするため、担任となる外国人講師とのコミュニケーション、保護者と外国人講師との橋渡し(通訳含む)が必要となる場合もあります。
一般の保育園・幼稚園と違って、保育面以外にどれくらいの仕事が任されるかというのは、施設によって異なります。
施設の教育方針や外国人講師の方針によって、仕事の内容が大きく変わってきますので転職を希望する際は事前にしっかりと調査するようにしておきましょう。
プリスクールで働くことのメリット・デメリット
プリスクールで働けば、大好きな英語を使って保育の現場に携わることができます。また、自分の英語力を活かせるだけでなくさらに上達させることも可能なのがメリットです。また、一般的な保育園・幼稚園に比べると「英語力」を求められることが多いため、給与面でも優遇されがちというメリットもあります。また、少人数制をとっている施設が多いため、子どもとの密なコミュニケーションができますし、同僚・外国人講師とも良好な人間関係を築きやすいという面もあります。
デメリットとしては園の方針や外国人講師の子ども達への対応などに疑問を抱くことが多々あるようです。外国人講師も保育経験がある、とは限りませんので、そういう面で苦労することもあることを知っておきましょう。
可能であれば、事前に施設の見学などをさせてもらうと「想像と違っていた」というトラブルは避けることができるでしょう。