2016年09月14日
サービス残業を転職で解決!介護士の辛い残業の悩みを減らす職場選び
残業代が出ないサービス残業に悩む人は、残念ながら少なくありません。介護職に限らず、さまざまな職種において、サービス残業の被害は挙げられることがありますが、介護士についてはしばしば見られることがあります。
実際に経験し、悩んでいる人もいるのではないでしょうか。そんな辛い悩みを少しでも早く解決できるように、転職という選択肢も踏まえて、解決方法を考えていきましょう。
介護転職の悩みに関連する記事
- 転職を考えたい介護施設の特徴!要注意な辞めた方がいい職場かチェック
- ブラックな介護施設の見分け方!転職で注意したい特徴やポイントとは
- 介護職でも転職で知っておきたい求人用語まとめ!待遇の違いを理解しておこう
- 介護職に向いている人って?性格など気になる介護士の適正について
目次
サービス残業の実態とは
介護士の中では、サービス残業が当たり前になってしまっている、という実態についても挙げられることがあります。職場環境はさまざまですが、当たり前になってしまう、というのは今後の労働環境においての危険因子でもありますね。残業については、仕事の内容によっても変わってきますが、中には一週間に10時間以上もの残業をしているケースもあり、無視できない実態となっています。
原因は、それぞれの職場によって異なりますので一概には言えませんが、全てがブラック企業のような悪質な場合だけでなく、施設自体の経営自体が上手く言っていない場合もあります。出したいけれど出せないという状況で、職場自体が悩みを抱えている場合もあるでしょう。なかなか難しい問題ではありますが、自分自身の体に負担を与えすぎず、無理せず働くことは大切です。
関連:残業代が支給されてない理由は?介護職でサービス残業が多いワケと対処方法
サービス残業の悩みから解放されるには?
まずは、職場の上司や公の機関に相談する、という方法もありますが、相談しても解決しない時には、自分の働き方を見直し、転職を視野に入れるのも解決方法の一つです。介護士の転職には、役立つサイトもいろいろあり、求人情報は幅広くありますので、自分にぴったりの探し方を見つけてみましょう。転職を支援してくれる会社などを利用して、コンサルタントに相談しながら転職を進めていく方法もありますので、より良い職場を見つけるために、一人で悩まずにじっくりと探していきましょう。
サービス残業を避け、介護士の経験を生かした転職のコツ
残業なしの求人に注目して探す
求人情報の探し方や詳細の見方を工夫して、残業ができるだけ少ない職場を探してみましょう。フリーワード検索などを使用してみるのもポイントです。残業がほぼなし、~時間以下、などのほか、福利厚生の欄をチェックして、充実度や残業手当をチェックしてみましょう。また、残業だけに注目せず、実際の仕事内容をよく見てみることも大切です。できる範囲で職場の雰囲気を探り、基本給のほか、夜勤の有無、なども忘れずに確認しておきましょう。
派遣社員として働く
介護士では、派遣社員で働く方法もありますが、あえて派遣社員というスタイルを選ぶ、という方法も挙げられています。派遣社員には、働く上での制限など、デメリットも言われることがありますが、派遣会社が間に入っていることで、労働環境が安定するメリットもあります。働ける時間が制限されていることや、時給制などにより残業代が支払われること、残業代が割増になることがあるなどから、サービス残業に陥りにくいという見解もありますので、参考にしてみましょう。
関連:パート・派遣・バイトという働き方も!正社員以外の介護士のメリット・デメリット
職種を変えてみる
今の職場とは別の種類の職場に視点を当てて転職をする、という方法もありますが、一概にどの職種の残業がない、とは言えない部分もあります。職場環境はそれぞれ違いますので、その都度、求人情報をよく見て工夫して探すことが大切です。
また、介護士の仕事だけに注目せず、介護の経験が生かせる別の仕事に就くという方法もありますので、視野を広げて探してみるのも良いでしょう。医療事務や薬局などでも、介護士で培った知識が生かせる場合があります。ほかに、自分の得意な部分を生かせる仕事に注目したり、新しい資格取得をめざしてみたりするのも良いですね。