2016年09月17日
転職先に社員寮や社宅のある介護求人を選ぶ!メリットやデメリットを知ろう
「一人暮らししたいけど貯金もしたい」、「都会で最先端の介護を学びたい」と思っている人にとって、社員寮や社宅制度がある会社は魅力的ですよね。社員寮や社宅制度におけるメリットやデメリットを知って、賢く転職を行いましょう。
目次
社員寮と社宅の違い
社員寮と社宅の違いですが、一般的には配偶者や子供がいる家族向けのものを「社宅」、単身者向けや単身赴任用の部屋を「社員寮」という傾向が強いようです。しかし、会社によって表現が違い、どちらもまとめて「社宅」と呼ぶところもありますよ。
社員寮の中には、相部屋であったり門限などの規則があったりと、寮それぞれのルールが決められているところもあります。反対に、会社が借りたマンションの部屋に一人で住む場合もあるようです。会社によって違いますので、事前に調べておく必要があります。
社員寮や社宅のメリット
社員寮や社宅のメリットをみてみましょう。
家賃負担が少ない
これは寮や社宅を利用する最大のメリットです。寮や社宅を利用すると、家賃負担はかなり少なくなります。一般の賃貸を借りるよりも、相当低く家賃設定がされていますので、実質的な給与手取り額が増えることになりますよ。
引っ越しがスムーズ
一般的に引越しをすると、賃貸契約から始まり、引落し口座の手続き、ガスの開栓手続きなど面倒な手続きがたくさんあります。しかし、社員寮や社宅の場合は、そういった手続きが不要で、空き部屋さえあれば、入職と同時に入居し、利用し始めることができますよ。面倒な手続きは一切必要ありません!
仲間ができる
土地勘のない所へ入職しても、仲間がいると心強いですよね。寮生活を共にする仲間とは、助け合ったり愚痴を言いあったりする機会も多く、仲間意識が芽生えるでしょう。
水光熱費が必要ないことも
単身者向けの社員寮などでは、水光熱費も家賃に含まれている場合があります。毎月の水道代や電気代を気にする必要がないので、安心して生活できますね。水光熱費が家賃に含まれているかどうかは、会社によって異なるので、確認が必要です。
食事つきの場合も
こちらも会社次第となりますが、食事の提供がある社員寮もあります。一人暮らしで、不規則な仕事をしていると、食事にも手を抜いてしまいがちですが、食事つきであれば、健康面でも安心ですね。
社員寮や社宅のデメリット
つぎにデメリットをみてみましょう。
風呂やトイレが共同のことも
社員寮は特に、比較的古い物件が多いようです。そのため、お風呂やトイレが共同のこともあります。お風呂の時間が限られている場合もありますよ。
プライベートが確保しにくい
職場でも寮に帰ってからも、仕事がらみの人たちと接することになるので、どうしてもプライベートの時間を確保しにくい傾向にあります。また、社員寮は基本的に職場から近いこともあり、休日や夜間に突然の呼び出しが入ってしまうことが稀にあるそうですよ。
退職したら退去しないといけない
社員寮は職員専用の住居です。当然のことですが、退職する場合は速やかに退去しなければなりません。
事前に確認が必要
社員寮や社宅制度にはいろいろなパターンがあります。施設が社員寮を持っている場合、グループ企業同士で共有している場合、個人で借りた賃貸住宅の家賃補助が出る場合、などさまざまです。「社員寮あり」と求人情報に書かれていても、どのパターンかは明記されていないことが多いので、事前に確認が必要です。
また、寮の内部などは求人情報ではわからないため、できれば応募前に見学しておくと安心ですね。転職支援サイトに登録し、コーディネーターを通して寮の写真や入居条件やルールなどの情報をもらう、という方法もありますよ。