2016年10月08日
施設見学で転職を成功へ!介護士がチェックしておきたいポイントや服装とは
新しい施設への転職をするときには、できるだけ働きやすい職場を選びたいですよね。そのために有効な手段が「施設見学」です。施設見学では、求人情報の文字だけではわからない情報をたくさん得ることができますよ。介護士が転職活動で施設見学をする際のポイントを確認しておきましょう。
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チェックしておきたいポイント
職場見学でチェックしておきたいポイントをみてみましょう。
職員の態度
施設見学を申し出た際の電話対応や当日受付を担当した事務員、施設案内をしてくれる職員、介護職員など、職員の話し方や表情は要チェックポイントです。
職員同士のコミュニケーションがとれているか、笑顔があるか、利用者への対応などもしっかり観察しましょう。特に利用者への接し方を観察すると、施設のレベルや教育体制がわかりますよ。
今後一緒に働いた場合、困ったときに頼れそうな職員がいるか、助け合えそうか、など入社後を見越したイメージをしてみることも重要です。
施設内の雰囲気・衛生面
施設内の雰囲気は、目や耳で判断するだけでなく、肌で感じるものがあると思います。実際に施設に行って30分もいれば、大体の雰囲気はわかるでしょう。
また、施設の衛生面もチェックしておきたいですね。食堂やトイレ、休憩室など共有スペースの状態は、施設のレベルが表れていると言われています。掃除が行き届いているか、臭いはないかなども確認しておきましょう。できれば清潔できれいな施設で働きたいですよね。
利用者の状態
利用者の様子もよく観察するべきポイントです。利用者に笑顔がありますか?楽しそうにしていますか?利用者の表情はもちろんですが、一人でボーっとしている人がいないか、車椅子やベッドから落ちそうになっている利用者がいないかなども併せてチェックしておきましょう。
そういった利用者がいる施設は、人材不足、もしくは気づいてなかったり、そのような状態を問題視しない施設の可能性があります。
仕事内容
施設の形態によって、身体介護がメインだったり見守り介護がメインだったりと仕事内容が大きく異なります。一日の流れも大きく変わることになりますので、これまでと違った形態の施設への転職を考えている場合は、仕事内容もチェックしておきましょう。
意外と大切な通勤距離
不規則なシフトで働く介護士の場合、通勤距離は意外と大きく影響します。施設見学に行く際には、施設までの交通アクセスや、不規則で疲れていても通勤できそうな距離なのか、といったことも含めて確認しておくと良いですね。
施設見学時の服装
施設見学時の服装ですが、社会人のマナーとして最も無難な服装はスーツです。ただし、最低限の礼儀をわきまえていれば、スーツでなくても問題ありません。ジャケットにスラックスなどを合わせてもいいかもしれませんね。
色は黒や紺、グレー、ベージュなど控えめな色合いを選ぶようにしましょう。足元はパンプスやビジネスシューズが望ましいですね。施設によっては見学時にお手伝いを頼まれることもありますので、それも頭に入れておきましょう。
注意点
施設見学の際、利用者と接することもあるかもしれません。しかし、むやみに触れたりしないようにしましょう。利用者の状況もわからない状態で触れてしまうと、「実は男性(女性)が苦手だった」なんていう可能性もあり、不穏になってしまう場合もあります。施設の職員から申し出がない限りは、見学に徹するようにしましょう。勤務中に見学させてもらうので、職員の邪魔になったり迷惑をかけないよう気を付けてくださいね。
また、「ここはダメ」「ここは開けないでください」と見せられない場所や規制がたくさんある施設よりは、「どこでも見てくださいね」とオープンにしてくれるところの方が、安心できる施設だと言えますよ。