2017年03月04日
介護士転職の履歴書・職務経歴書のよくある質問Q&A!書き方の疑問を解決しよう
履歴書は採用する側にとってその人の事を知る最初の情報が記されたものです。だからこそぱっと見たときに、この人はどんな人なのか是非会って話をしてみたいと思わせるような内容にすることが求められます。介護の職場は人手不足が深刻なことは確かですが、だからと言って社会人としての資質が疑われてしまうような人を採用したいとは思わないでしょう。そしてそのことを判断する最初の手がかりが履歴書なのですから履歴書や職務経歴書には自分という人間を相手に知ってもらいたいという意志を感じさせるものであることが求められます。
履歴書や職務経歴書はパソコンと手書きとどちらがいいか
近年はパソコンが普及していることから履歴書をパソコンで作成するというケースも珍しくなくなりました。確かにパソコンなら追加訂正も簡単だし、何よりも作成が短時間で出来るというところが魅力です。でも、初めて採用者が自分の事を知るきっかけになる履歴書はそこに書かれている内容が重要なことはもちろんなのですが、手書きで書かれた履歴書からは書かれている内容とは別に採用側がその人の事を知る手がかりがあります。
手書きで書かれた履歴書は字が綺麗かどうかと言うことだけでなく、一文字ずつ一生懸命に丁寧に書かれたことが感じられる履歴書からはその人の仕事へ意欲や誠意などが伝わりやすいものです。特段規定がなければもちろんパソコンで作成することも可能なのですが、自分という人間の性格を知ってもらう手がかりにしてもらうためには基本的には手書きで作成することをオススメします。
ただし、誤字や脱字があるとマイナスのイメージをもたれてしまうので、修正液などで修正したものは使用しないようにします。手間はかかりますが、もし間違えてしまったら新しく書き直すことが必要です。また、いくら時間がかかったからと言っても、手書きの履歴書をコピーして使いまわす事は絶対にすべきではありません。
転職理由は正直に書いてもかまわない?
介護の職場は離職率が高いといわれるため、人手不足が深刻で常に求人がある職種なことは確かです。そのため同じ介護職の中で他の施設への転職を繰り返す人が多いのも特徴のひとつです。他業種からの転職ももちろんいますが、どんな職歴を持つ人であっても転職理由の書き方には注意したいポイントがあります。履歴書にはこれまでの職歴や保有資格などを正しく記入しなければならないのはもちろんで、虚偽の記載は絶対にしてはならないことです。
ただ、転職理由などの書き方は、たとえ事実がそうであってもそのまま書けばよいというものではありません。転職理由が前の職場での人間関係だとしても、転職理由にそのまま「人間関係が悪かったため」などと記せば採用側にとってはマイナスのイメージしかもたれないことでしょう。様々な理由や職場への不満などがあっての転職だとしても、そのまま記入することはすべきではありません。まして前職場を悪く書くことはたとえ事実だとしても避けるべきで、転職理由は美辞麗句を並べる必要はなくても、相手が前向きな印象を受けるような書き方にする事がオススメです。
これまで経験した職種が多い場合の職務経歴書の書き方は?
履歴書は原則手書きで書くことがオススメなのですが、職務経歴書に関しては必ずしも手書きが良いというわけではなく、見やすく正しく職歴がわかるように記すことが大切です。職務経歴を書くとき、最もオーソドックスなのは時系列にまとめる形式なのですが、例えばそれまでに経験した職種や業務などが多い場合には、それぞれの職種ごとにまとめて記入すると、自分が強調したい経歴をよりアピールしやすくすることが出来ます。特に介護業界の中でも様々な業務を経験してきた人の場合は、時系列に並べるよりもこの書き方をしたほうが専門的な経験を積んできたこともわかりやすく、採用する側が見やすい職務経歴書を作ることに繋がります。