2017年06月05日
シングルマザー介護士の転職活動のポイント!育児と仕事を両立できる施設の選び方
シングルマザーとして子どもを育てていくのは大変なことです。シングルマザー介護士が育児と仕事を両立するためには転職活動が重要なんですよ。今回は、育児と仕事を両立できる施設の選び方を説明していきます。
目次
介護士はシングルマザーにピッタリの仕事
介護士の職場は老人ホームやデイサービス、訪問介護サービスなど種類が多く、雇用形態も正社員から契約社員、派遣社員、パートやアルバイトと豊富な形から選ぶことができます。高齢化が進んでいるため仕事がなくなることもありません。
子どもが小さいうちはパートで働きながら資格を取り、ある程度の年齢になったら正社員として働く、という選択もできるため、介護士はングルマザーにはピッタリの仕事だと言えます。働きながら資格を取ることもできますので、働きながらステップアップしていけば、子どもの成長と共に収入もアップしていきます。
転職活動のポイント
シングルマザーを応援する事業所がある
介護業界の中には、雇用条件に「母子家庭手当」などがあったり、社宅や寮、託児所を用意してシングルマザーを積極的に応援する事業所もあります。そういった事業所の求人は、介護専門の求人サイトに登録すると簡単に検索することができますよ。担当のコンサルタントに相談することもできますので、転職活動がしやすいかもしれませんね。
勤務条件を確認しておく
事業所により夜勤や残業はさまざまなので事前にしっかりと確認しておきましょう。働き始めてから「こんなはずじゃなかった」なんてことにならないよう、少しでも気になることがあれば担当者に聞いてみると良いですね。介護専門の求人サイトなどでは、担当コンサルタントに代理で質問してもらうこともできます。自分では聞きづらいような質問や交渉もお任せできるので安心です。
譲れない点を明確に
シングルマザーの場合は、家事も子育ても仕事も一人でこなさなければなりません。転職活動をする際には、絶対に譲れない点と妥協できる点を明確にしておくことが大切です。譲れない点としては「子どものお迎えがあるから○時以降は働けない」、「子どもが留守番できる年齢までは日曜は出勤できない」などですね。
反対に「家から少し離れていても構わない」、「○時までなら残業できる」といった妥協点も具体的に考えておきましょう。子どもの年齢や周囲の手助けの有無など、自分の生活環境に合わせて考えてみてくださいね。
面接ではシングルマザーだと伝えておく
シングルマザーだと、子どもが小さいうちは夜勤や残業は難しいですよね。採用された後にトラブルになるのを避けるために、面接の際にシングルマザーであることを伝えておきましょう。基本的に介護業界はいつでも「働きたい」という人を求めています。シングルマザーであることを伝えた上で、やる気をしっかりとアピールしましょう。
子育てと仕事を両立させるために
自分の時間を作ろう
外では介護士として一生懸命働き、家に帰ると母親として一生懸命家事と育児をこなしていると、自分のための時間を持つことがなかなかできず、心のゆとりを失ってしまいがちです。子どもが寝ている時間を利用したり、仕事が休みの日に子どもを預けたりして、たまには自分だけのための時間を持つようにしましょう。自分だけの時間を持つことは、とても大切なことです。
完璧を求めない
家事も仕事も子育ても完ぺきにこなしたいと日々奮闘するシングルマザーの方も多いのではないでしょうか。シングルマザーだからこそ一生懸命になっていることも少なくないと思います。しかし、それを何年も続けていくことはほぼ不可能です。
疲れた日や忙しかった日は掃除をしない、残業になった日は簡単な食事で済ませるなど、手を抜けるところは手を抜くことも大切です。「全て完ぺきにこなすけどカリカリしているお母さん」よりも、「手を抜くけど笑顔のお母さん」の方が子どもには嬉しいものですよ。