2015年04月20日
宅地建物取引主任者は事務所に5人に1人設置を義務付けられた一生モノの資格
宅地建物取引主任者(通称・宅建)は持っていると非常に有利な資格です。法律により宅地建物の取引を行う不動産会社は、事務所の5人に1人の割合で宅地建物取引主任者を置くこと、また売買や仲介の契約時には、宅建取得者から重要事項説明を行うことを義務付けられています。
そのため従業員の新規採用に際には、宅地建物取引主任者を優先して取る企業も多く、就職の際に有利に働く資格といえます。また、有資格者に手当を付けている会社も多く見受けられます。
宅地建物取引主任者を求める業種は不動産業者だけではなく、建設関係はもちろんですが、不動産に関する知識が必要な事から、金融関係や保険会社からも需要があります。
宅地建物取引主任者の合格率は毎年15~18%と非常に低く、有資格者の確保が難しい資格でもあります。試験費用は7,000円で、50点満点の4択マークシート形式で、毎年35点前後が合格ラインとなっています。
合格率は低いものの、宅地建物取引主任者は一生物の資格ですので、結婚・育児等で長期休職をする可能性のある女性に特にお勧めしたい資格の一つです。