2016年04月16日
保育士が転職時にチェックしたい!人間関係の悪い職場を避けるポイント
女性が大半を占める保育士の仕事は、人間関係がどうしても複雑です。陰湿ないじめや悪口、いわゆるお局様からの嫌がらせなど、何かしら不満を抱えている人も多いのではないでしょうか。誰だって、できれば人間関係が良い職場で働きたいですよね。ここでは、保育士が転職する際に人間関係の悪い職場を見分けるポイントをご紹介したいと思います。
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頻繁に求人を出しているところは要注意
どんな会社にも通じることですが、年中求人をしている保育園や複数名の求人が出ている保育園は、保育士の入れ替わりが激しいため、職場環境が良くないと思われます。特に、新卒向けの求人が複数名出ている保育園は要注意です。
求人に出している条件が、ほかの保育園と比べてよすぎる場合も注意する必要があります。求人を出しても採用しても職員が定着しない保育園は、ほかの保育園と比べて求人上の条件が良いことが多いのです。条件の良い求人につられて働いてみたけれど結局辞めてしまった、という話は少なくありません。転職先を探す際、できれば実際に働いていた人に話を聞くことをおすすめします。
参考:保育士の転職でこんな職場に要注意!ブラック保育園を見分けるコツ
若い保育士が多いところは要注意
長く働き続けている人が多い職場は働きやすい環境である、というのは、どの企業にも共通することですよね。長く働いている人が多ければ、必然的に保育士の年齢層が高くなります。明らかに若い保育士ばかりの保育園は、職員の入れ替わりが激しいということなのです。人間関係や待遇など、職員が続かない原因があると考えられます。
職場の雰囲気を要チェック
ほかの職員とすれ違った際に笑顔で挨拶をしてくれるか、職員同士の会話に笑顔があるかなどをチェックしてみましょう。保育士同士の会話がなかったり命令口調の保育士がいたりすると、職場の人間関係があまり良くないと思われます。面接官の態度も重要です。面接官は園長や主任など、その施設で一緒に働く人であることがほとんどです。態度が高圧的、表情がない、といった場合は、ほかの職員に対しても同じような態度で接している可能性があります。
面接官に対して違和感や嫌悪感を感じた場合、一緒に働き始めてもそりが合わず、人間関係に悩むことが多いようです。直感で嫌だと感じたら、採用されてもお断りすることをおすすめします。面接や職場見学は、職場の雰囲気を感じ取る大切な機会です。自分が働きやすい雰囲気か、続けられそうな職場か、しっかりチェックしましょう。
コンサルタントやコーディネータがいる求人サイトを活用
求人サイトや転職サイトのコンサルタントは、求人を出している保育園についていろいろなことを知っています。園の雰囲気や人間関係など、本当なら働いてみないとわからないような細かい情報を教えてもらえることがありますよ。働き始めたけれどすぐに辞めることになってしまった…なんていう失敗を避けるためにも、事前の情報収集はとても有効です。
また、ハローワークなどには出していない「非公開求人」を持っているサイトも多いので、自分に合った求人を見つけることができ、働きながら転職先を探している保育士さんなど、忙しくてじっくり情報収集ができないという方にもおすすめですよ。体験就職ができる求人サイトもあるので、上手に活用すると、失敗を防ぐことができそうですね。
参考:保育士の転職方法を知りたい!求人サイトや派遣登録などがおすすめ
まとめ
保育士の仕事は、職員同士の情報共有や協力が不可欠です。職員同士の人間関係が良ければ、大変な中でも乗り切れる業務がたくさんあるのです。基本的に、保育士になる人は、心が温かく責任感が強い人が多い傾向にあります。人間関係に恵まれれば、一生付き合える友達や目標となる先輩にだって出会えるかもしれません。転職する前に、その保育園の人間関係、園長や主任など上層部の人柄などをしっかりチェックしましょう。