2016年06月21日
駅型保育園で保育士が働く魅力と注意点!利便性や待遇の良さに注目
近年では、保育園不足についての問題がよく取り挙げられることがありますが、そんな中、鉄道会社もまた、保育園の設置に協力しています。駅型保育園が注目される背景には、アクセス面のメリットのほか、開園時間が長いことや一時保育にも対応している、というような特徴がありますので、これらのポイントをおさえながら、保育士が働く魅力と注意点をチェックしてみましょう。
駅型保育園ってどんなところ?
駅型保育園とは、名前のとおり、駅付近に設置された保育園ですが、鉄道会社が運営や設置に関わっている、というところも特徴です。電車や駅は、私たちの生活に欠かせないものですが、このスポットの特徴を生かして、駅の施設内または駅のすぐ近くなどに作られた保育園が駅型保育園です。広く名の知られた鉄道会社が複数関わっていますので、鉄道会社の特徴と合わせて見てみると、よりわかりやすいでしょう。認可保育園や準認可保育園を中心に設置しているところも見られますので、このような施設では、一定の保育基準があることについても期待されています。
個々の鉄道会社がそれぞれ保育園設置活動を行っていますが、保育園の数は、会社によって数箇所から数十箇所と違いがあり、規模や特徴もさまざまです。実際の保育園の運営には、鉄道会社のほか、企業や社会福祉法人などが関わっていることが見られますので、個々の施設を詳しく見ていく際には、運営している会社の存在にも注目してみましょう。
参考:株式会社と社会福祉法人で働く保育士!運営主体による保育園の違い?
駅型保育園の魅力、保育士にとってのメリット
駅型保育園のメリットは、何より、駅からすぐの場所にあることです。これは、保育園に子供を預ける親御さんにとってのメリットにもなりますが、保育士にとってもまた、駅から職場が近いことは便利なポイントですね。駅からさらに職場まで移動する通勤時間が節約できるほか、雨の日などの天候が悪い時にも通いやすくなることがあるでしょう。また、駅によって違いはありますが、栄えている駅ビルもいろいろありますので、仕事だけでなく、生活面でのメリットを得られる時もあります。勤務帰りに買い物をしたり、カフェで休憩をしたりと、駅そのものの機能を活用しやすい面もあるでしょう。
施設によって運営状況は異なりますので、一概には言えませんが、夜勤がない、という特徴についても挙げられることがあります。これもまた、駅型の施設の特徴の一つとなるでしょう。運営については、鉄道会社や大企業が関わっている特徴も見られますが、これらの環境から、福利厚生や給料が期待できることも挙げられています。
駅型保育園で働く際の注意点もおさえておこう
駅型、というスタイルにはいろいろなメリットがあり、生活に沿った便利な利用と働き方が期待できますが、合わせて注意点も挙げられることがあります。デメリットについても把握して、実際に働く前の心構えとしても参考にしてみましょう。
駅型保育園では、開園時間が長い、という特徴も見られますが、そのため、早朝の勤務になったり、夜勤がないとはいえ、夜遅くまでの勤務になったりする場合もあります。それぞれの施設の開園時間やシフトによって環境は変わってきますが、勤務時間と自分の生活習慣に与える影響についても視野に入れておくと、検討しやすくなるでしょう。また、駅型保育園は、ビル内にある保育園もよく見られますので、保育園自体の環境についての注意点をおさえておくことも役立ちます。比較的高い階に保育園が設置されているところや、屋上に園庭がある場合もありますので、災害や事故などの安全面に気を付けることも必要になるでしょう。
駅周辺は混雑しがちなことがありますので、子供たちと外にお出かけの際にも、安全には十分に配慮することが大切です。混雑した環境は、人通りが多いことによる犯罪面の危険もありますので、環境に合わせた配慮を心がけておくと良いですね。