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2016年08月10日

施設介護と訪問介護は大変さに違いがある?介護士の仕事内容や技術に注目

介護士と利用者

少子高齢化にともなって、ますます注目されているのが介護職です。介護の仕事、と一言で言っても色々な働き方があります。まず大きく2つに分けられるのが「施設介護」と「訪問介護」です。

この2つには働き方や仕事内容、大変さに違いはあるのでしょうか。色々な面から比較してみましょう。

施設介護と訪問介護の違いは?

施設・訪問介護の両方の現場で勤務したことがある人によると、「訪問介護の方が大変」「施設介護のほうが楽」という意見が聞かれます。仕事の大変さ・楽と感じる点については、人によって異なるため一言で表すのは難しい点がありますが、この意見に同調する方は少なくないようです。

訪問介護の場合、現場では利用者と1対1になるため色々なトラブルやハプニングが起きても、一人で対応しなければなりません。その点、施設であればまわりの人の助けを借りることができます。責任の重さや現場でのプレッシャーという点では、訪問介護の現場の方が大きいかもしれませんね。

では具体的に、介護士として働く方々がそれぞれの職場でどのように感じているのかをメリット・デメリットとして見ていきます。

介護施設で働くことのメリット・デメリット

メリット

給料が高いことが多い

介護施設で勤務する際には休日出勤や夜勤があります。そのため、基本的な給料が高く設定されていることが多くあります。

介護のスキル・知識が高まる

施設の中には大勢のスタッフ・同僚がいるため、多くのことを学ぶことができます。また同じ介護職でも違う職種の知識を得られることもあります。

車の運転が不要

訪問介護の場合、1日に何ヵ所も回らなければならないこともあり移動が負担になることがあります。施設での勤務の場合、移動がないので体の負担が少ないといわれています。

デメリット

一人一人に対応する時間が充分に取れない

一度に大勢の利用者を相手にしなければならないため、時間に追われることがあります。一人一人に向き合う時間が取れないという思いを抱くこともあります。

気の合わない上司・同僚と仕事をする必要がある

施設の規模にもよりますが、上司や同僚が多くなると人間関係がややこしくなりがちです。介護職に限ったことではありませんが、気の合わない人と同じ職場で働く必要がある場合があります。

夜勤がある

主婦の方・小さなお子さんがいる方にとっては夜勤がある職場は勤めづらいと感じることもあるでしょう。

訪問介護で働くことのメリット・デメリット

メリット

自由に働ける

現場までは直行直帰が可能な場合が多く、余裕があれば休憩時間も確保しやすいです。

相手の状況が理解しやすい

利用者の方の生活状況・家族との関係などが理解しやすく、介護に生かせます。

複雑な人間関係がない

1対1での対応が多いため、あまり人間関係で嫌な思いをすることがありません。

デメリット

利用者さんと相性が悪いとツライ

いつも文句を言う方、あれこれと注文をつける方、など利用者の性格も色々です。気の合う利用者さんばかりではないので、相性が良くない方の担当になると気まずくなったりします。

参考:どう対策をとればいい?利用者から介護士への暴力や暴言の対応方法

1対1なので自己流の介護になりがり

現場では利用者と1対1になることが多くなります。そのため、第3者のアドバイスなどももらえず、自己流で対応したりケアしたりする場面が出てきます。

モチベーションが保ちにくい

一人での行動が多くなるため、仕事に対するモチベーションを維持するのが大変な場合があります。嫌なことがあってもすぐにグチを言ったり相談したりする相手がいない場合は、寂しく思うこともあるでしょう。

自分に合った職場選びを

職場を選ぶ際には、自分がどのような働き方をしたいのか、利用者とどのようにかかわっていきたいのか、を考えると施設か訪問かが選びやすくなります。初めて仕事先を選ぶなら施設勤務を選び、ある程度経験を積んでから訪問に変更するのがオススメです。

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