2016年08月30日
うつ予防対策と介護職!介護職員のための心を守るための方法を知っておこう
不規則な勤務や膨大な業務、意思疎通が困難な利用者への対応など、介護職の仕事はストレスが溜まりますよね。最近介護職員のうつ病が増加傾向にあります。誰でもかかる可能性があるうつ病。上手にセルフケアを行って、うつ病を予防しましょう。
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目次
心を守るセルフケア方法
「心が疲れているな」と感じる方はもちろん、「自分は大丈夫!」と思う方も、セルフケアをしておきましょう!
日光を浴びる習慣を
日光には人の心を整える効能があるため、日光を浴びるのは、うつ病予防に効果的と言われています。休日もできるだけ早く起きて、太陽の光を浴びるようにしましょう。ただし、夜勤の帰りに日光を浴びてしまうと、脳が覚醒して眠りを妨げてしまいますので、夜勤明けはサングラスや帽子で日光を避けて帰宅し、2~3時間程度眠った後に日光を浴びるようにしてくださいね!外出する元気がないときは、部屋の中で日当たりの良い場所に移動するだけでも効果がありますよ。
バランスの良い食生活を
脳内物質「セロトニン」の不足がうつ病の原因とも考えられています。セロトニンを作る「トリプトファン」という成分が多く含まれる肉類や赤身魚、プロセスチーズ、納豆などを食事にとり入れるようにしましょう。ただし、過剰摂取は良くないので、バランスの良い食事を心掛けてくださいね。食事は、体だけではなく心の健康にも影響します。バランスのとれた食生活が、うつ病予防にもつながりますよ。
就寝直前のパソコンやスマートフォンは控えて
パソコンやスマホ、テレビの光は睡眠の質を低下させます。就寝1時間前にはパソコンやスマホの操作をやめ、良質な睡眠をとるように心がけましょう。睡眠不足が続くとうつ病のリスクが高まってしまいますよ。やめるのが難しい場合は、ブルーライトをカットする商品を取り入れたり、画面の明るさを暗くするなど、工夫をしてくださいね。質の良い睡眠は、身体の疲れも心の疲れも取ることができます。
仕事帰りには敢えて寄り道も◎
仕事の後は、すぐに家に帰ってゆっくり過ごしたいと思う人も多いかもしれません。でも、ストレスが多いときほど、敢えて寄り道をしてみませんか?カフェで一息、ジムで汗をかく、ウィンドウショッピングなど何でもいいんです。マッサージやエステもいいですね!今日のストレスを、寄り道先で捨てて帰りましょう。
良いこと日記をつけよう
気分が落ち込んでいるときは、嫌なことばかりに目が向いてしまいます。一行、一言だけでも構いません。仕事のことでも、日常生活の出来事でもいいので、今日あった良いことや嬉しかったことを書くようにしましょう。今日頑張ったことを書いて自分をほめるのも効果的です。良いことに目を向けることで、自然と気持ちも前向きになれますよ。
セルフケアで上手に気持ちを切り替えて
セルフケアを行うと「気持ちの切り替え」ができるようになります。沈んだ気持ちや落ち込んだ気持ちを切り替えることで、自然と前向きな気持ちになっていくのです。心が弱っていると、利用者に良いサービスを提供できません。自分を大切にするためにも、利用者やその家族を的確に支えていくためにも、心の健康を心がけましょう。
その日のストレスは、その日のうちに解消を
休日にまとめて解消、なんて人も少なくないのではないでしょうか。ストレスは日に日に溜まっていくものです。休日まで溜めて心身に負担をかけるよりも、その日のうちに解消するのが理想的です。1日15分程度でもいいので、仕事の後や休憩中、寝る前など、自分のリズムに合わせて、ストレス解消の時間を作り、習慣づけると良いですね。