2016年08月17日
転職の面接で不採用になる介護士の傾向をチェック!理由と対策を知ろう
介護業界では、ここ数年「人材不足」が問題になっています。ですが、「介護の現場で働きたい」という方が施設や事業所に面接に行って、全員が「採用」と言われるか、というとそうでもありません。
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人手不足の業界でも、面接で不採用を出しているのはなぜなのでしょうか?履歴書の段階で落とされたり、面接まで進んでも不採用といされる理由や、対策を知っておきましょう。
目次
履歴書で落とされるのはこんな人
介護の業界では、「人となり」が重視されます。自分の良さは面接でアピールできる!と思っていても、履歴書で落とされてしまっては意味がありません。履歴書で落とされるポイントは以下の通りです。
・空欄や書き損じ・誤字脱字が多い
・履歴書を使いまわしている感じがする(紙がヨレヨレになっている)
・写真が履歴書用ではない(スナップ写真の切抜きを使っている)
最近はパソコンでも出力も出来るようになりましたが、やはり手書きの履歴書の方が相手方の印象は良くなります。文字の上手・下手はあまり見られることがありませんが、「丁寧に書かれているかどうか」は割とチェックされています。
このことを踏まえて、丁寧に履歴書を書くように心がけましょう。
面接で不採用になる理由と対策
履歴書を無事受け取ってもらえ、面接の機会を得たら採用は目の前です。どのような面接が不採用となり、どのように改善すれば採用されるのでしょうか。
コミュニケーションが苦手
面接の場では相手の話を聞き、質問されたことに明確に答えられるかどうかを見られています。面接の場では緊張して、ついつい話をしすぎたりすることがありますが、落ち着いて受け答えできるようにしましょう。
対策
相手の質問を繰り返してから答えると、慌てることなく答えられます。
面接官:なぜ介護職を目指されましたか?
回答:介護職を目指した理由は・・・
確認したいことが多い
給料や休日、残業といった待遇や勤務条件で確認したいことがたくさんあっても、タイミングや伝え方を間違うと悪い印象を与えてしまいます。
対策
面接を受けている中で、先方からそのような話が出たタイミングで聞きたいことを聞くようにしましょう。質問をする際には「御社の規定には従いますが・・・」「現時点でお答えいただける範囲で構わないのですが・・・」というように、謙虚な姿勢を持ちながら質問をしてみましょう。
普段は内気で人見知り
介護の現場は人と接することが不可欠なため、面接の場で笑顔が少なかったり、面接官と視線が合わなかったり、話し方がぼそぼそしていたりすると「適正なし」と判断されてしまうことがあります。面接の場では明るく活発な印象を与えられるよう努力しましょう。
対策
口角を上げて、上の歯を見せるように口を開けて笑顔を作ります。話の中で、強調したいことがある時には、面接官の目を見て話しましょう。目を見るのが恥ずかしい場合、面接官の眉間~口元辺りを見ていてもOKです。話す際は自分が普段話すよりも少し高めの声で話すと明るい印象を与えられます。
言葉遣いが適切でない
面接の場では、きちんとした表現・言葉遣い・相づちが重要となります。あいまいな表現を避け、「ら抜き言葉」を使わないようにしましょう。また、「うんうん」といった相づち、慌しく「はい、はい」を繰り返したりするのはマイナスです。
対策
普段の生活から、正しい言葉遣いを使うように心がけましょう。このことは、就職後も必ず役に立ちます。相づちは相手の話の「間」に、「はい」と入れるのが基本です。
身だしなみが整っていない、清潔感がない
面接の場にふさわしくない服装や髪型で臨むのはもってのほか、です。言葉遣いがいくら丁寧でも、見た目の印象が悪ければ面接で落とされることもあります。
対策
面接にはスーツで挑みましょう。スーツがない場合にはブラウスやワイシャツにジャケットを合わせましょう。必ず外出前に鏡の前に立ち、服装・髪形をチェックするのがポイントです。