2016年09月17日
介護士転職で給料UPさせるなら条件交渉!給与や昇給・賞与の交渉のコツ
希望の施設から内定が出たからと、安心しきっていませんか?給与や昇給、賞与などの待遇は、本当に希望に合ったものですか?内定をもらった職場に対し、給料などの話をするのは、気が引けてしまうことかもしれません。しかし、交渉することで条件が良くなる可能性もあるんです。それでは、給料や昇給賞与の交渉はどのように行ったらよいのでしょうか。
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目次
内定者の立場は意外と強い?
会社は求人活動をするために一定の経費をかけています。内定を出すということは、その人を採用したいということですよね。内定を出したのに、その人に来てもらえなかったら、会社はまた求人活動に経費をかけなければなりません。
これ以上コストをかけないためにも内定者に来てほしい会社側と、少しでも給料を上げたい内定者側、こう考えると、交渉の余地はあると思いませんか?
受諾の保留がポイント
内定通知が来た時に給与交渉をしてしまっては、内定が取り消されてしまう可能性があります。上手に交渉する一般的な流れを説明しましょう。
内定通知
電話や郵送、メールなどで内定のお知らせが入ります。
内定の保留
内定のお礼を伝え、基本的には内定を受け入れる考えであるが、よく検討したいので1週間受諾の返答を待ってもらいたい、ということを伝えます。
会社に連絡して条件交渉
1~2日後に担当者に連絡を入れ、交渉を行います。「内定を受ける気持ちは変わらない」ということを伝えたうえで、交渉したい内容を検討してもらうようお願いします。
検討結果の連絡
会社側から、条件を検討した結果が伝えられます。
内定を受けるか判断
内定を受けるかどうか、最終的に判断して、会社側に返答します。
自分の価値を知ること
会社側は即戦力を欲しがります。ベテラン介護士の採用は会社側にとって、新人を育てる負担の軽減と、他の施設のノウハウを取り入れられるというメリットがあるんです。介護に関する資格を持っていたり、豊富な経験があれば、給与や待遇が良くなる可能性は十分にあります。
今後を考えた交渉が大切
その人のスキルや人間性、交渉術も影響するため、交渉したからと言って確実に給料が上がるとは限りません。交渉がダメだったとしても、そのまま引き下がらないでください!
「介護福祉士の資格を取ったら」など、将来を考えた条件付きで交渉をしてみましょう。自分の希望の給与に達する可能性の有無や、どのようにしたら達するのかを聞いておくのもいいかもしれません。
試用期間後も交渉のチャンス
多くの職場では、試用期間が設けられています。試用期間は、施設側にとっても働く側にとっても、お試し期間です。試用期間中に自分の仕事をアピールし、試用期間後に再交渉をすることもできますよ。
直接交渉が難しいときは…
直接交渉するのって勇気がいりますよね。しかもタイミングも重要です。自分で交渉する自信がない場合は、転職支援サービスを活用しましょう。専任のコーディネーターがつき、希望に合った求人を見つけてくれるだけでなく、さまざまなサポートをしてくれます。
応募先施設との仲介役もしてくれるので、施設見学や面接のスケジュール調整はもちろん、待遇や人間関係など求職者が聞きづらいことも、代わりに聞いてくれますよ。こういった交渉も、お願いしてみるといいかもしれませんね。
最後に
最適な条件で入社するために意識することは「内定=入社」ではない、ということです。質の高いスキル、豊富な経験は、交渉の際の強みになりますよ。現在転職を考えている場合は、ぜひ給与や待遇の条件交渉を行ってみてください。
聞かずにうやむやなまま働くよりは、スッキリして働き始めることができますよ!資格取得など目標の設定もできるかもしれませんね。