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2016年08月17日

介護職のための腰痛予防方法まとめ!腰をなるべく痛めないポイント

腰痛予防方法

少子高齢化が進んでおり、介護職の重要性が高まっています。要介護者の人数が増え、年齢も高齢化していますが、介護職に携わる方々の年齢も年々高まっているため、介護職に就いている方々の健康状態も気をつけなければならなくなっています。

介護の現場で多くの方が悩みを抱えるのが「腰痛」です。自力で動けない方の体位変換をしたり、ベッドから車椅子への移乗を助けたり、などする中で腰痛を発症される方が多くいらっしゃいます。介護職に就きながら、腰痛にならないようにするためのポイントをまとめました。

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介護職で腰痛を発症しないためのポイント

ストレッチを行う

腰痛にならないためには、普段からストレッチや柔軟体操をしておくことがポイントです。腹筋・背筋はもちろん、太ももの筋肉などをしっかりとストレッチしておくようにしましょう。

自宅でテレビを見ている合間や家事の合間に行うことも大切ですが、職場で仕事に入る前にも筋肉を伸ばしておくようにしましょう。ストレッチをしないでいきなり仕事に入ると、体に思わぬ負荷がかかることがありますので注意が必要です。

正しい介護技術を身につける

自分だけの方法で介護をしようとしたり、時間に追われて無理な方法で介護をしたりはしていませんか?時間の短縮ばかりを考えず、体に負担のない技術を身につけることが重要です。

介護しやすい環境を整える

ベッドから車椅子への移乗をする際など、足元に電動ベッドのコードなどがありませんか?それらを避けようと無理な体勢で介護をしていると、腰に負担がかかってしまいます。また、電動ベッドの高さを介護しやすい高さに調節したり、ベッドの柵を介護しやすい位置に移動したり、というひと手間も腰痛予防には有効です。

利用者ができることは自分でやってもらう

次の予定があるから、と利用者さんが自分でできることにもつい手を出してしまってはいませんか?手を出してしまうことは、自分の体力が消耗してしまうだけではなく、利用者さんの体力維持にも影響を与えます。利用者の方が自分でできることがあれば、たとえ時間がかかってもやってもらうようにしましょう。

腰痛対策に有効な栄養素を摂る

普段の食事から腰痛対策になる栄養素を意識して摂るようにしてみましょう。腰痛に効果のある栄養素としては、カルシウム・ビタミンB群・ビタミンE・ビタミンCがあります。

正しい姿勢で介助を行う

介助をする際、きちんとした姿勢で介助ができるようにしましょう。例えば、食事の介助では椅子に座って、利用者と同じ目線で食事の介助をしていますか?また、オムツ交換の際には、きちんと腰を落としてヒザをベッドにつけた状態で行うのが基本的な姿勢です。この時、ベッドの柵はきちんと外しておきます。さらに利用者に横を向いてもらいたい時には、仰向けの状態でヒザを立ててもらってから横を向いてもらうようにしましょう。ほんの少しのポイントを抑えるだけで、介助に必要な力が軽減されます。

きちんと休みや休憩を取る

介護の仕事だけではありませんが、やはり体が資本です。職場で休憩時間が定められている場合には、きちんと休憩時間を確保するようにしましょう。また、体が「ツライ」と感じたら、休みを取るのも一つの方法です。少しずつの無理がたたってギックリ腰などを発症すると、長期の休みや休職・退職になることもあります。からだをしっかりと休めつつ、無理をしないで仕事を続けられるようにしましょう。

腰痛を予防するための体操を行う

毎日の仕事の中で腰痛を発症しないためには、普段から気をつけておくことが大切です。そのためには、肩・腰周りの筋肉をほぐしたり、腹筋・背筋を鍛えることが重要になります。

これらの筋肉をほぐしたり鍛えたりすることができる「腰痛予防体操」というものがありますので、少しずつで良いので続けて行うようにしてみましょう。

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