2016年08月31日
転職を考えたい介護施設の特徴!要注意な辞めた方がいい職場かチェック
介護施設の中には、劣悪な環境の職場も存在しています。今回は転職を考えた方がいい介護施設の特徴をまとめてみました。ご自分の職場が、辞めた方がいい職場かどうかチェックしてみてくださいね!
目次
どこを見る?辞めた方がいい職場
辞めた方がいい職場かどうかを見分けるポイントをいくつか挙げてみました。
サービス残業は日常化していませんか?
どんな仕事にも多少のサービス残業はあるのが実情です。しかし、サービス残業は違法行為。ユニフォームに着替えてからタイムカードを押す、なんて、ありがちのようですが、実はこれも違法なんですよ。職場での残業を防ぐために、上司から「自宅に持ち帰って仕事をするように」と言われた場合も、サービス残業になります。
参考:残業代が支給されてない理由は?介護職でサービス残業が多いワケと対処方法
休日や退勤後の対応を求められていませんか?
勤務時間外の労働者に業務関連の連絡をすることは、労働基準法違反に当たります。違反した場合には罰則規定もあるんですよ。とはいえ、緊急の場合や、自分しかわからない内容の場合もあるので、「退勤後や休日の連絡=違法」とは言い切れない部分があるのも事実です。「頻繁に」という部分がポイントになります。退勤後や休日に頻繁に連絡があっては、気が休まらないどころかストレスになりますよね。
パワハラ、セクハラや暴力などが日常的ではありませんか?
介護職員同士のパワハラは多いと言われています。パワハラが日常的な職場ではストレスが溜まりますよね。職員同士に限らず、介護職員から利用者へ、利用者から職員へのセクハラや暴力も最近問題視されています。これらに対して、上司や経営者が対策を検討していない職場で働き続けると、心身のバランスを崩しかねません。
参考:利用者から介護士へのセクハラ対処方法!対応・対策のコツについて
他職種との関係性は悪くありませんか?
看護師との関係に悩む介護職員は多いですよね。特に、看護師のミスを介護職員の責任にされる場合や、上司や経営者が看護師の意見のみを尊重するような職場は、要注意です。不当な扱いを我慢するのは、心身に大きな負担がかかってしまいます。
参考:介護士と看護師が対立しやすい理由!うまく連携するのが難しいのはなぜ?
違法行為を行っていませんか?
介護施設の中には、人員不足を隠すために事務員なども介護職員として申告している施設や、定員以上の利用者がいる施設が存在します。これらは法律違反になります。
また、人員不足や業務の忙しさを理由にして、必要な講習を受講した介護職員のみ行える医療行為を、受講していない介護職員にさせる職場もあるんです。最悪の場合、利用者の死亡事故にもつながる可能性がある、とても危険な行為ですよね。このような違法行為を行っている場合は、転職・退職をおすすめします。
介護現場や介護職員へ、経営者の理解は?
経営者が利益最優先の運営をしていると、現場の混乱を招きます。介護現場の経験がない経営者も少なくないため、理解できない部分があったにしても、現場の声に耳を傾け、介護職員と同じ目線で考えてくれる経営者の元で働きたいですね。
要注意な職場を見分けるためには
要注意な職場を見分けるポイントは、ハローワークや求人サイトでは公開されていないことばかりです。同じような職場に転職してしまわないためにも、介護士専門の求人サイトの利用がおすすめです。内部事情を知っているコンサルタントが、相談に乗ってくれますよ。今の職場を辞めた方がいいのか悩んでいる場合にも、客観的にアドバイスをしてくれます。
参考:ブラックな介護施設の見分け方!転職で注意したい特徴やポイントとは
職員を大切にしてくれる職場も
新しい環境に飛び込むのは勇気がいりますよね。慣れるのも大変です。しかし、人間関係が良い職場、現場の声を大切にしてくれる職場も、存在しています。上記の要注意ポイントが複数当てはまる職場で働いている場合は、転職を考えてみてはいかがでしょうか。