2016年09月06日
介護職で夜勤がない職場はある?転職で夜勤ナシを実現できる職場まとめ
目標や夢・希望を持って介護職に就職したのはいいけれど、実際に仕事を始めてみたら思っていたより重労働だった・・・と感じている方は多いと思います。中でも、つらいのが夜勤ではないでしょうか。
頭では分かっていても、実際に夜勤をしてみると想像以上の疲労や体力の消耗などがあります。介護の仕事でも夜勤のない職場はあるのでしょうか?
夜勤のない職場に転職して、介護職を長く続けられるようにしてみませんか。
目次
夜勤がない介護の職場にはどんなものがある?
介護の仕事でも夜勤のない職場を紹介します。
関連:介護の施設形態別メリット・デメリット!自分に向いた働き方ができる介護施設
デイサービス
デイサービスには普段在宅で過ごしている要支援・要介護1~5の高齢者が日中に通ってこられます。デイサービスでは体調管理や食事・入浴といった日常生活の支援を行いながら機能訓練・レクリエーションをおこない、利用者に楽しく過ごしてもらいます。「通所介護」とも呼ばれています。
デイケア
デイサービスと同様に、日中に要支援・要介護の認定を受けている方が通ってこられる施設です。主にリハビリを中心としています。施設の利用者が自分の力で生活ができるように、身体能力を維持したり回復させるために理学療法士さんなどとともにリハビリを行います。
訪問介護
利用者の日常生活を助けるために、必要とされるサポートをします。ホームヘルパーと呼ばれる訪問介護員が利用者のご自宅を訪問して生活援助(料理・洗濯・掃除・買出しなど)や身体介護(食事・入浴の介助、排泄介助など)といったサービスを提供します。事業所によっては「24時間対応」をうたっている場合もあります。
放課後等デイサービス
障害をもつ小学生から高校生までの子どもが放課後・週末・祝日・長期休暇などに通う訓練施設です。療育・児童や生徒の送迎・事務処理・相談支援など幅広い仕事内容になります。
どんな資格を持っていると転職に有利なの?
夜勤のない職場を4つ紹介しました。これらの施設で働きたい、と思った時に持っておくと有利な資格はあるのでしょうか。
介護士の資格に関する記事
デイサービス
就職の条件に「無資格でもOK」とされている場合があります。働きながら資格を取る意欲があれば、採用されることもあります。無資格から勤務する場合は、施設によって資格取得のための費用を負担してくれることもあります。
ヘルパー2級と呼ばれる「介護職員初任者研修」以上の資格を持っていればなおいいでしょう。
デイケア
デイサービス同様、「無資格でもOK」としている施設もありますが、多くはヘルパー2級以上を求めています。
訪問介護
ヘルパー2級の資格を持っていなければ勤務することができません。
放課後等デイサービス
特に資格が必要、と法律などで決められているわけではありませんが、多くの事業所では普通運転免許・ヘルパー2級・介護福祉士・社会福祉士・保育士・看護師のうち、どれかの資格を持っていることが条件にされています。
どんな人が好まれる?気になるお給料は?
それぞれの現場で働くには、どのような人が好まれるのでしょうか。気になるお給料とあわせて調べてみました。
介護士の給料に関する記事
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デイサービス
人前で話すことが苦にならない、明るく元気な人で、「場を盛り上げるのが得意」という方におすすめです。
勤務する地域や事業所によって所得は変わりますが、平均して月18万円ほどの収入がもらえます。
デイケア
利用者が専門家とともにリハビリしている姿を間近に見ることができる仕事です。他の職種と連携し、知識をより深めたいという方におすすめです。
地域・事業所によって異なりますが、平均して月18万円ほどが給料の目安となります。
訪問介護
利用者と1対1になることが多いため、一人一人に寄り添って柔軟に対応できることが大切になります。
勤務形態もパート・正社員など選択肢があり、正社員であれば月給18~21万円ほどの収入になります。
放課後等デイサービス
子どもが好きな人におすすめです。利用者はコミュニケーションを苦手とする子どもであることが多いため、一人一人に向き合って利用者に合った対応を探していくことになります。そのような作業にやりがいを感じられる方におすすめです。
首都圏であれば、月20万円ほどの収入が見込めます。