2016年09月29日
介護士がおむつ交換をスムーズに行う手順とコツ!上手なやり方のポイント
おむつ交換についてコツを掴み上手くできるようになると、介護する方もされる方も負担が軽減されます。介護そのものも楽に感じられるようになりますので、是非スムーズにできるようにしたいものです。
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おむつ交換の心得
誰でも、下半身を見せることに抵抗を感じるもの。ですから、てきぱきと行ないなるべく短い時間で済ませるようにしましょう。また、介護される方が不安になったり不愉快な気持ちにならないように、優しく声をかけながら行うことも大切です。「下着を変えましょう」とか「痛いところはないですか?」などと、声をかけながら行ってください。できるだけプライドを傷つけないように、言葉の選び方や話し方にも注意しましょう。
また、的確に且つスピーディーにおむつ交換をする為には、準備もしっかりとしておきたいところ。作業がしやすいようにベッドの高さを調整し、平らな状態にしてから始めましょう。そして、必要なものは手が届くところに予め用意しておきます。
おむつ交換の順番
まず仰向けに寝かせた状態でおむつを外し、汚れをふき取ってください。次におむつはそのままの状態で、体を横向きにします。そしてお尻を拭いて、使用済みのおむつを丸めて体の下に押し入れるようにします。その状態でお尻の下に新しいおむつを敷きます。この時、新しいおむつの端をくるくると丸めてからお尻の下に入れるようにするのがコツ。
体を仰向けにしたら使用済みのおむつは取り去り、新しいおむつを広げてギャザーを立て、太ももの内側からおむつを引き出すようにします。ギャザーが外に出ていることを確認しながらテープで留めてください。テープは、下の方から隙間のないように留めるようにしましょう。