2016年10月08日
働きながらも介護の勉強会に参加できる?介護の知識を深める勉強方法とは
介護職として働いている方の中には、もっと知識を深めるために勉強をしたいと思っている方もいらっしゃるのではないでしょうか。また、介護に興味があり、勉強してみたい方もいらっしゃると思います。効率よく知識を深めていくためには、どのような勉強方法が良いのでしょうか。
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目次
勉強会に参加しよう
介護職に就いている方は、社内研修に積極的に参加しましょう。また、さまざまな企業や団体が、介護従事者向けの勉強会を開催していますが、むやみやたらと受講するのではなく、「今の自分に本当に必要な研修」を選んで受講するようにしましょう。
事業所によりますが、会社指定の外部研修費用については、自己負担をしなくていい場合があります。会社指定の勉強会ではなくても、希望の研修や講習会に自分で申し込むこともできます。その場合、費用は自己負担となりますので、仕事や生活に支障の出ない範囲で受講していくといいですね。
勉強会はいつ?どこであってるの?
介護従事者向けの勉強会は、各地で開催されています。単発の勉強会もあれば、数日に分けた短期プランもありますし、定期的に開催されているものもあれば、たまにしか開催されていないものもあります。
多くの勉強会では、独自のプログラムを実施していますが、現場で活かせる内容となっており、専任講師による研修なども行われます。外部の勉強会に参加するためシフトの調整が必要になることもありますので、他の職員に迷惑をかけないよう気をつけましょう。
勉強会の内容
多くの勉強会では、独自のプログラムを実施しています。具体的な例をご紹介します。
コミュニケーションスキルの向上
介護職の仕事は、利用者だけでなく、その家族や他のスタッフとの協力が必要不可欠ですよね。接遇を学ぶことで、対外的なコミュニケーションスキルの向上を図ることができます。
アロマテラピー療法
アロマテラピー療法は、精油の香りなどを使用することで、心身をリラックスすることができます。認知症予防にも効果があると言われており、介護業界でも注目を集めていますよね。アロマテラピー療法の勉強会では、精油についての講習やハンドマッサージ方法などの実技を学ぶことができますよ。
介護従事者の「気づき」の力を高める
利用者本位のサービスを提供するためには、利用者のことを良く知ることが必要ですよね。しかし忙しい現場では、利用者の思いや状況に気づくことは容易ではありません。職員の「気づき」の差がサービスの質にも影響するため、介護の場面別に演習等を交えて、職員の「気づき」の力を高めていきます。
インターネット講座を活用しよう
資格や証明書が必要ない勉強であれば、インターネットを活用するのも便利です。インターネット上の講習には、無料のものも多いうえ、勉強会場に足を運ぶ必要がありません。
忙しい方や、勉強会の費用を抑えたい方、希望の勉強会が近場で開催されない場合などでも、自宅で自分の都合に合わせて勉強することができますよ。無料でも役に立つ情報たくさん掲載されています。
インターネットで無料受講できる講習はインターネット、実技などが伴う場合は勉強会に参加する、などバランスを取りながら利用するのもおすすめです。
勉強会でスキルアップ
利用者によりよいサービスを提供するためには、介護の知識を深めていくことが大切ですよね。介護業界は日々進化しています。常に最新の情報、知識やスキルを身につけていかなければなりません。
そのためにも自ら学ぶことは、とても重要なのです。働きながらでも参加できる勉強会が数多く開催されていますので、積極的に参加、活用したいですね。自分自身のスキルアップにもつながりますよ!