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2016年11月29日

床ずれの原因はなに?介護士が押さえておきたい予防&対策方法について

床ずれの利用者

圧迫などによって体に床ずれが出来ることは、本人にとって苦痛であることと同時に、介護者にとっても大きな負担をかけることになります。一度出来てしまうと治るのに時間がかかるため、何よりも床ずれを作らないための予防が大切になります。

些細なきっかけで発生することもあるので、予防と共に症状を早期に発見するための対策も重要になります。

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床ずれはどうして出来る?

長時間おなじ姿勢で寝ていたり、車椅子に座ったままの状態などが続くと骨と接する部分に体重の重みが加わることで圧迫される状態になります。

元気な人ならば、たとえば長時間おなじ姿勢で座り続けていてお尻が痛くなったりすると自力で体勢を変更しておなじ部分に圧迫状態が集中しないように出来ます。

けれども自力で体位を変更できない人の場合、部分的に圧迫される時間が長くなるとその部分の毛細血管が押しつぶされて血流が途切れてしまい皮膚が壊死した状態になり、それが床ずれの原因となります。

部分的な圧迫以外でも床ずれが出来やすくなる

体の一部分が長時間圧迫されること以外にも、実は様々なことが原因となって床ずれが出来やすい状況に繋がります。ベッドの上で背上げをしたり車椅子へ移動する際のずれや摩擦、本人の発汗や失禁によって皮膚の表面が湿ってむれた状態になっていることなども原因になりえます。

また栄養不足によって皮膚の組織が弱くなっていたり、栄養不足によって体が痩せすぎていることも影響します。また、加齢によって知覚機能が低下して、床ずれを起こしていても本人に自覚がないために発見が遅れてしまうこと、そして介護負担が大きいことから寝かせきりになってしまいがちなど、介護力が不足している場合にも床ずれを起こしやすくなります。

どんなところに床ずれは出来やすいか

床ずれは体の中で骨の突出している部位に出来やすいものです。その中でも仙骨付近は体重の約4割もの圧力がかかるため床ずれが出来る危険性が最も高い場所です。

そのほかには肩甲骨付近、ひじ、かかと、体を横にしたときに圧迫されやすいのがくるぶし、ひざ関節部分、骨盤から太ももの骨にかけての部分、耳介部分なども体位によって圧力がかかりやすいため、床ずれが発生する危険性が高まります。

床ずれはでき初めのころは指で押しても白くならない紅斑状態で、部分的に熱を持ったような症状のときもあります。その後表皮が剥離する、水泡が出来る、浅い部分に皮膚損傷が出来る状態になり、やがて深いクレーター状の皮膚損傷を起こし、最終的には組織の破壊が深部にまで及び全ての層に渡って皮膚が損傷した状態になり、床ずれがここまで進むと傷は筋肉や骨にまで及ぶようになります。

床ずれ予防のために注意したいこと

長時間にわたっておなじ姿勢でい続けることが床ずれが出来る最大の原因ですが、介護時に体の拘縮のために偏った態勢になったりすることで、どちらか半身に圧力がかかり続けることも床ずれを作る大きな原因のひとつです。

そうした状態を予防するためには介護者が関節を動かして関節の稼動域訓練をすることが有効です。また寝たきりの人には一定時間ごとに体を動かす体位変換をする必要があります。ただし拘縮がある場合は拘縮のない側に圧力が偏らないように、反対側の除圧を心がけることが重要です。

そして寝具や衣類、オムツなどのシワも床ずれを作る原因になるので、オムツの交換などの際にはなるべく皺を作らないように注意するようにします。さらに適切なタイミングで衣類や寝具、オムツなどを交換するようにして、皮膚が衛生的な状態を保てるようにすることも大切です。

床ずれが出来てしまっている原因をきちんと理解し、その人の体の状況に応じて最も適した予防対策を検討することが求められます。

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