2016年04月17日
保育士が感情的に怒るのはNG!子どもの上手な叱り方のコツまとめ
子どもがいたずらや誰かを叩いてしまったり、と何か悪いことをしてしまった時、保育者はつい「コラ!」「ダメ!」といった言葉と大きな声で制止してしまいます。でも、当の子どもはキョトンとしていることがあります。どのように叱れば、子どもにきちんと伝えることができるのでしょうか。
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子どもを叱る際のポイント
大人の目線で物事を見ていると、ついイライラが募ります。ですが、子どもの目線で見ることが大切です。叱る前に深呼吸を1度してみましょう。
ゆっくり静かに話す
普段の声よりトーンを少し下げて、「いつもと違う」という事を子どもに分かってもらいやすくします。
叱る理由を話す
危ないことをしたら怪我をする、誰かを叩いたら相手が痛い思いをする、という理由をきちんと話してあげましょう。
根気よく繰り返す
一度、何らかの理由で子どもを叱ったことをまた子どもが繰り返してしまったら、きちんと叱るようにします。「前は怒られたけれど、今日は平気だった」という矛盾をなくして、根気よく繰り返し教えていくことが大切です。
話が理解できたら褒めてあげる
子どもを叱る際には子どもの話にも耳を傾けてあげましょう。その中で何がダメだったのか、どうすればよかったのかを子ども自身が気づいてくれればベストです。冷静にゆっくりと子どもと話ができて、子どもが今の自分の行動が「悪いことだ」と理解できたことが確認できれば、子どもを褒めてあげましょう。褒め方としては「先生のお話、分かってくれてありがとう」でも「ちゃんとお話し聞いてくれてえらかったね」でもOKです。